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Daydreaming

テーマは特にありません

そして誰もいなくなった

 深夜の誰もいないサービスエリアの雰囲気が好きだ。

 夜行バスで一人旅をしていると、休憩でサービスエリアに立ち寄る。そのとき、私はトイレを済ませ、建物の中を歩いてみる。

 日中は家族連れなどで混雑していると思われるサービスエリアだが、深夜には最低限の人員しかおらず、店も閉まっている。そして交通量も少なく、まるで暗闇の中、世界にたった一人しかいないような錯覚に陥る。

 私はその瞬間を割と気に入っている。夜行バスは疲れるけれど、そういった無意味で良質なものを楽しめる気持ちは大切にしたい。