Daydreaming

思ったこと、感じたこと

アイソレーション

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 最近本屋の棚を眺めて思うのは、「食事を題材にした漫画」が氾濫している、ということだ。「幸腹グラフィティ」「深夜食堂」「甘々と稲妻」など、メディアミックスされ人気を博しているものも多い。

 

 傾向として、庶民的な価格の食事、また自炊にスポットを当てたものが多い。これは「美味しんぼ」などの美食を求める漫画と対極といえる。「豪華でなくても、自由に、人と食べるご飯はおいしい」といったようなテーマが打ち出されているように思う。

 

 こういう漫画が売れる背景には、現代人の孤独がある。みんな誰かと食事を、会話をしたがっている。その代償行為として、食事漫画が流行っているのだと考えられる。

 

 本来であれば、人と食べる食事の暖かさを漫画で表現する必要はないはずだ。本屋に平積みされた美味しそうな表紙を眺めながら、ふと孤独を思った。

 

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